人間ってこれだから

人間ってこれだからって思った時になんか書くコピー用紙の裏紙です

新潟に行った

【どうした】

新潟に行ってきた。

【なんで】

たまに競馬から離れたいと思ったのと、だいたいそういう急に何も予定がない日に一日家で過ごすと必ず体調を崩すので、だったら稼働した方がいいなと思って日帰り旅行しようと思った。

【使った】

どこかにビューーン!

JR東日本JALのどこかにマイルパクった真似した…あやかったサービスを打ち出してきたので、ナーフされる前にやっておこうと思い使った。政府がマイナンバーカード促進のためにポイントをくれたので政府のポイントを燃やして旅行することになった。

このどこかにビューーンというのは、JREポイントを6,000ポイント使用して時間帯と候補地4か所をガチャで選び(大体1日当たり60回くらい上限でガチャガチャできる、クッキー捨てればまたガチャガチャできる。よいこのみんなはマネしないでね)、選ばれた場所に時間指定の便で行けるというもの。以降の駅への移動は実費になるが、途中下車可。途中乗車も可能だけど、時間を合わせるのがめんどくさそう。指定の時間より早く乗るのはおそらく駄目。また、どこが選ばれるかは席の空き具合によるので、申し込み開始から早ければ早いほどなかなか取りにくい路線(本数が少なく、かつ自由席がない、東北新幹線の北東北のほうなど)も選ばれやすい感じがあるけど、直近の日付の申し込みをすると北東北は選ばれなさそうなイメージがややある。あと、本数が多く自由席がある路線でも、各停が選ばれたりもする。

新幹線ガチャの画像

新幹線ガチャ

新青森駅(かなり行きたい。美術館に行きたい。のっけ丼食べたい)
新庄駅(実家日帰りを試してみたかった)
一ノ関駅(カメラを持たずに水沢競馬場に行きたかった、あと盛岡に行き友人に会いたかった)
新潟駅(長野方面に調整したかったけどめんどくさくなって新潟で妥協した)
の4候補だった。先述のこともあり、新庄か新潟だろうなあと思ったら案の定新潟になった。

新幹線ガチャのリザルト画面(新潟駅)

新幹線ガチャのリザルト画面(新潟駅

知ってた。

新幹線で往復したら2万5千円ぐらいだしまぁいいか(…え、2万5千円×6週分毎年JRに上納してるの…?)(考えてはいけない)と気持ちを切り替えて、夏の遠征時に行けなさそうな、行きたい候補地を探してGoogleMapにマッピングしていく。1日(8時間半ぐらい)という縛りもあるのであんまり遠くには行けないが、市内観光だったら十分楽しめる時間なので問題はなかった。

東京駅

東京駅

朝ごはんにノンアルビールを添えて

朝ごはんにノンアルビールを添えて

新潟駅にきたわよ

新潟駅

各停なので途中何本か新幹線に抜かされながらも新潟駅に着いた。ああ、どうせ8月には毎週末ここに来てんのにな…と思いながら駅看板を撮る。少し肌寒いけど、自転車を漕ぐつもりで来たのでちょうどよかった。天気がいいって最高。

工事中の新潟駅

工事中の新潟駅

工事中の新潟駅

工事中の新潟駅

また、新潟駅は絶賛工事中だった。テナントはあらかた追い出されるか移動を強いられており、迷路状態。記憶が全然あてにならなずさながらローグライクダンジョンのような新潟駅に。この工事っていつ完了目標なんだろうか。駅前とか、土地柄うっかり縄文式土器や集落跡が発掘されそうなほど掘っている。

にいがた2kmシェアサイクル

移動はバスでゆっくりでも良かったんだけど、待ちの時間や時間通りに来ないなどのストレスを加味すると、レンタサイクルが一番いいなと思いそうした。

昨年の9月に電動アシスト付自転車が駅周辺に設置されているのを確認しており、来年の夏の遠征は自転車でスーパーに総菜を買いに行けるのか!と思ったけど、思ったより早くその自転車に乗ることができた。

都内にも同じサービスがあり、アプリは使いまわしが可能。1日2,000円ぐらいいくかなと思ったけど、自由にあっちこっち行く権利を2,000円で買ったと思うととても安い。坂道もスイスイだし。

味の追及がすごい

早速駅最寄りのスーパーに行った。酒も総菜もお菓子もいっぱいだしサイコー!早く夏の遠征に行きたい!(そうでもない)(心の準備が…)

バスセンターのカレー、普通盛り。

昼飯はバスセンターのカレーにしようと決めていた。なのであの味が忘れられない私はバスセンターに駆け込むのだった。普通盛りで通常の大盛りぐらいの量なのに(なのでミニサイズを頼むといいっぽい)、知ってて頼んでるのかわからないけど洗面器みたいなサイズの大盛りをフードファイトさながらの形相で食べている人が何人かいる。わざとか?

ここのカレーは特段死ぬほどうまいというわけではないけども、なんだか食べたくなってしまう味だなぁと思うのだった。60円でわかめとねぎ入りのめんつゆをスープという名で売ってくれるので(写真奥の丼がそれ)ミニサイズとスープ頼んでやっていきたい。頼んだのは普通盛だけど。腹減ってたのであっという間に飲んでしまった。

信濃川やすらぎ提

信濃川やすらぎ提でノンアルヒューガルデンプラハケーキを

行きしなにロシアチョコレートの店マツヤさんでプラハケーキとお土産のロシアチョコレート詰め合わせを買ったので信濃川を見ながらいただいた。あとスーパーマーケットでノンアルのヒューガルデンを買ってあったのでそれも。ノンアルのヒューガルデンは、ロシア旅行で飲んだクワスに近い味でなかなか良かった。箱で買いたい。

風も穏やかだし、あたたかいし、おいしいもの沢山食べたし、気分いいし、雲一つない空には飛行機雲だしでもうここで旅行終了にして、あとはその辺で飲んだくれようかな~と思ったけど、今回の旅はそういうのじゃないし、酒飲んでわやわやにするのがもったいなかったので重い腰を上げてマリンピア日本海に向かう。

マリンピア日本海

マリンピア日本海というと、子供のころに昔一度だけ車で4時間くらいかけて連れてこられたことがあり、あまりの遠さに帰りの車の中で「もういいよ…」となった水族館だった。行きの、海岸線を走っているときの車からの窓から入ってくる風や景色などの感じはとても良かったが、子供のころのドライブなんてそんなもんである。とはいえ、父親の車を運転したい欲求によく付き合ってたなぁ私…みたいな謎の感心がある。

買ったばっかりのピカピカの中古カメラで、ドセンの水がかかる場所で撮ってたけどなかなかスリリングだった。買ったばっかりのピカピカの中古カメラを持ってそんな場所で撮るな。

なんかいろいろ。

案の定コンパクトな水族館だった。水族館ってこんなもんか。でも入場料は1500円とお手ごろで、ショー類を全部見たらめちゃくちゃおトク。ざーっと流し見しちゃうと下手すると20分ぐらいで見終わってしまう。売店がでっかい。友人らへのお土産と、靴下とかを買った。

バスセンターで買ったおにぎり

信濃川から水族館まで結構あった気がするけど、電動機付きのおかげでそんな苦労してない、とはいえせっかく来たしなんかくっとこ、というわやわやな理由で、バスセンターで買っておいたおにぎりを食べた。具はしその実とみそ漬けの漬物。たくあん付き。包み紙がさるかに合戦。最高。BGMは水族館営業終了の音楽。なかなかドラマチックな音楽で、胸に来るものがあった。旅行終了まであと2時間半。
肝心のおにぎりはさすが米どころといった感じで、粒がシャキッと立った食べ応えのあるお握りだった。こんなものをこの値段で食えるのうらやましい。

水族館の近くのジェラート屋さんのジェラート

おにぎり食ったけどまぁこれはジュースみたいなもんだろと思いながらジェラートも食べた。めちゃくちゃおいしかった。ちょっと肌寒かったけど、おいしいので最高。ブルーベリーヨーグルト、フレッシュ牛乳、柑橘類の何か。

日本海に沈む夕日

日本海に沈む夕日を見ながら自転車を漕いで帰った。

楽しい時間はあっという間で、なんだかキラキラしたものってなんでこういつも儚すぎるんだろうかなあと思いながら少し遠回りをする。

海岸線を走っていたら、爆音でブラック系の音楽を流しながら自転車で走る中学生2人組に遭遇した。背中のリュックにスケボーとヘルメットをくくりつけ、食べ物のごみをまとめたと思しきコンビニのビニール袋をハンドルにひっかけている。ごみをきちんと持ち帰っていて見てて気持ちが良い。ていうか、この辺のストリート文化に興じる若者は海のほうまで来るのか。今日みたいなはれてる日は最高だろうな。

駅で酒とつまみとお土産を買いこんでおとなしく新幹線に。

たいしたことなさそうだな~あんま楽しめなさそうだな~と思ってたビューーン旅、とても楽しく過ごせてよかった。JREポイントがあと2回分ぐらいあるので、今年中にまたどこかに行きたいな。次はどうにかコントロールして北東北か信州あたりを狙っていきたい。